生命の神秘☆ソマチッドにみる可能性

ネコでもできる

生命の神秘☆ソマチッドにみる可能性

心が健康でいられるのも、身体が健康だからこそ・・・
健康に関心がある人は多いと思いますが、
多様化した情報社会の中、何が正しくて、何が間違えているか、わからなくなっている人、
もしくは 間違えた情報を信じている人も 多いかもしれません。

特に健康の問題は、一歩間違えると、取り返しのつかないことになってしまいます。

健康に関するテーマを「ネコでもできる健康対策」として語っていきたいと思います。

もちろん私は、科学者でもなければ、医者でもありません。
専門家として「これが正しい」という主張はできませんので、あくまで数多くの情報を「考察」する立場としてお話させてもらいます。

さて 第一回目は、ソマチッドについてです。

ソマチッドは、フランスの生物学者 ガストン・ネサーンが1940年代に発明した、ソマトスコープという特殊な顕微鏡で発見した、微小生命体のこと。
人間の血液などに確認される、細胞よりも遥かに小さい有機物で、あらゆる動植物や 土壌などにも存在するとのこと。

ただし 遺伝子を持たず、生物の定義に当てはまらない為、科学的、医学的な対象にはなっていない模様。
しかし ソマチッドは、DNAの前駆体ではないかとも考えられており、生物の起源の謎を解明していくであろうとの期待も持たれています。
もちろん、医学を大きく変えていく可能性にも満ちています。

日本でも一時、注目されていた時期がありましたが、
コロナ禍で、健康意識が高まっていたはずなのに、
なぜか、ほぼ情報が更新されていなく、未だ知らない人、知っていても 忘れていた人が 多いのではないでしょうか。

理由はいくつか考えられますが、
まずソマチッドは、医療の分野ではなく、スピリチュアル業界が中心に語られていたこと。
そして、根拠のないスピリチュアル的な解釈や、誤った情報も多く、
何が正しいかわからなくなっているからだと思います。
量子論などの科学でも言えることですが、
目に見えない世界の真実は、まだまだ証明できないものばかり。

科学では証明されていないからと、目をつぶってしまったら、真実を見失います。
逆に、証明されていない 頭で考えたことを、あたかも絶対であるかのように語るから、真実が見えなくなるのでしょう。

これが、現代の人類が抱えている大きな課題であり、
AIの発達と共に、更に大きな壁となってくる 根本的な問題のひとつだと思います。

私自身、十数年前に ソマチッドを知り、大きな可能性を感じ、自分なりに学びを深めてきました。
しかし、学べば学ぶほど、違和感ばかりが膨らんでいきました。

多くの日本人が語るソマチッド論は、あまりにも スピリチャルすぎるのです。
もちろん、スピリチャル的な視点がないと、ソマチッドの真実には辿り着けないとはわかっているものの、根拠が薄い、情報の寄せ集め的に思えてなりませんでした。

古今東西の思想、スピリチャル的な概念、とても主流とは言えない偏った量子論的な仮説・・・。
言い換えれば、勝手に考えただけの 空想に近いような理論や、商売を前提にした 都合のよい言葉まで・・・。
これらが、ごちゃごちゃに入り乱れ、聞こえの良い言葉で構成された情報が多いようにも感じました。

もちろん、どんな根拠のない理論であっても、その中には 正解も あると思います。それでも、自分なりに精査するには、あまりにもノイズが大きいように感じていました。これが違和感になっていたのだと思います。

そんな中、「ソマチッドと 714Xの真実」という本に出会いました。
この書からは、ガストン・ネサーンの発見を、誤解なく、そのまま伝えようとする意思が強く伝わってきて、
また自分なりの疑問を解決し、納得するに至りました。

ガストン・ネサーンの発見は、思考的な仮説ではなく、
あくまで実際の「観察」から導かれたものばかりでありました。

一般的なソマチッドの解釈では、ガンなどの病気になると、体内のソマチッドがいなくなり、
元気なソマチッドを体内に取り入れることで、病気が改善すると思われています。

しかしガストン・ネサーンが発見したことは、人間の免疫力が落ちることで、ソマチッドの形態に変化が見られるという観察結果そのものであり、その結果として 病気になっているという事実が 見えてくることがわかります。

そして病気を治し、健康体にする為には、免疫力を正常に戻すことであり、
結果として「健康な時のソマチッドの状態に戻る」ということです。

では免疫力を正常にするにはどうすればよいのか・・・。
これは単純に、肉体へのアプローチだけでは不十分であり、
精神的なアプローチ、更には日常の生活を整えていくことなども大切になってくるので、
当シリーズ一貫したテーマとしていこうと思います。

このように、人間の健康状態と、ソマチッドには、はっきりとした因果関係があるのは明確であり、
それを「観察」という手段で確認できるというだけで、画期的な発見と言えるでしょう。

しかし現状では、医療分野に、ソマチッドを確認するような仕組みは、まだありません。
個人レベルで「ソマチッド観察」をしている人たちもいますが、
ソマトスコープのような 専門の顕微鏡でない場合、普通のタンパク質の ブラウン運動との見分けも難しいとのこと。
ここに ソマチッドの間違えた解釈が生まれている原因もあるそうです。

今回は、あえてソマチッドの特徴に触れませんでした。
それでも、人間の体内に、ソマチッドと呼ばれる 微小の生命体が存在すること。
ソマチッドを観察することで、免疫力が正常かどうかを、観察して確認できること。

言葉にすると、たったこれだけの事でも、少しイメージを膨らませたら、
医学の根底的な進化の可能性を感じることができるのではないでしょうか?

現代の生活における、健康に関する様々な問題を解決していく 糸口が見えてくると思うので、
次回以降、更に詳しく掘り下げていきますね。