初心者向け・パソコン自作の魅力

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初心者向け・パソコン自作の魅力

約10年ぶりにパソコンを自作しました。
今ではスマホやタブレットで十分という人も多く、パソコン需要が減っているようで・・・
自作ニーズもかなり少なくなっていますが・・・

自分の好みのパソコンを組み立てられるのは、やはりいいですね。

今回は、お気に入りの「リビングパソコン」を組み立てるというテーマでお話しします。

さて、今の私はすっかりMac派。
Macの魅力は、安定性、使い勝手など、語ればきりがありませんが、
結局は、デザイン・・見た目なのかな〜と思います。笑
洗練され、統一感のある見た目は、愛着がわき、「モノを所有する欲」を十分すぎるほど満たしてくれます。

その点、Windows系PCは、使い勝手重視なのかもしれませんが、どうしてもごちゃごちゃ感があって、所有欲を満たすというより「道具」になってしまいがちなんですよね。

ただMacの場合、もはや「お金は気にしてはだめ」という感覚になります。笑
その点、Windowsだったら、予算があれば高性能を求めたり、コスパ重視、めちゃ低予算で、みたいな選択肢が豊富です。そして、この欲求に一番応えてくれるのが「自作」だと思います。

そんな私が、久しぶりに自作した理由は・・・
めちゃお気に入りのケースを見つけたから。笑

1年ほど前に発売されたケースなのですが、もはや情報収集すらしてなかったので、
見つけたその日に、衝動買いでした。笑

そのケースがこれ。
フラクタルデザイン社のテラというケースです。

見た目の質感、洗練されたデザイン・・・これならMacにも負けません。
さすが、スェーデン発の北欧メーカー!

PCケースにしては、高額な部類ですが、Macを選ぶ感覚からすれば安いもの。
ケースは、中身を変えて長年使えるので、愛着が湧くかどうかが一番大事だと思います。

私が即買いした理由は、ぶっちゃけ色です。
このケースは、黒もシルバーもオシャレなんですが、この2色だったら、即買いはしなかったと思う。
なぜなら、特にWindows PCが必要ではなかったので。笑

グリーン(ヒスイ)色に、ウォールナットの無垢材という組み合わせ!
こんなPC、初めて見ました。

私はグリーン系が好きなので、iMacもグリーン、iPhoneもグリーンです。
でも、Macのグリーンは、スプリングカラーなんですよね。
一番の好みは、オータムカラー・・・アースカラーでもありますね。

オータムカラーの気に入ったケースは初めてだったので、
今後出会えるとは限らない・・・という理由での即買いでした。笑

さてさて、ケースを買ったのはいいですが、
中身の構成は、あれこれ迷いに迷い・・・何日も決まりませんでした。
用途を決めて買わないと、こうなりますよね。笑

このケースは、小型のゲーミングPCとして使う人が多いようで、
ネットでも、中身に15万〜20万くらいかけている人の情報しか見つかりません。

そこまでのWindows必要?
なかなか決まりません。

パソコンには、買うタイミングがあります。
基本は、新しいWindowsが出そうな時は、出てから考えた方がいいというくらいで、
近年は、そこまで時期にこだわる必要がないとも言えます。

とは言え・・・
今だけは違います。
パソコン業界では、これからAIが急成長する流れで、ハード面でも大きく変わる可能性が考えられますね。
パソコン需要が無くなってしまうという心配も無くなり・・・
特にWindowsの進化が期待できる流れになってきましたね。

ということは、今この時点で、必要もないのに、高性能パソコンを作るのはどうかな〜と・・・。

そこでテーマは、オシャレなリビングPC。
中身は、いわゆるビジネスパソコンとして組むことにしました。

ネットやSNSを使ったり、動画を見たり、ワードやエクセルで仕事したり・・・。
最新のゲームをしたり、長い動画の編集をバリバリするって用途ではない限り、十分使えます。
このチャンネルで配信している動画の編集くらいなら全然問題ないですね。

詳しいパーツ構成は、次回の自作解説動画で紹介しますが・・・
ケース:約31,000円 (価格の変動激しいです)
電源:約19,000円
(ここまでは、総予算20万円くらいのPCを組むつもりでいた)

マザーボード+メモリ=約18,000円
SSD+モニター+マウス+キーボード+OS(Wiindows)は所有しているもの

かなりイビツな構成の、
見た目バッチリ、中身は最低スペックのリビングPCの誕生です。笑

さて、今回のテーマは、初心者向け自作パソコンの勧めでしたね。

昔、自作パソコンがもっと流行っていた頃は、
様々なニーズで、メーカー製パソコンよりも、お得にパソコンを作ることができました。

目一杯予算をかけて、最新の高性能パソコンを作る喜び・・・
ゴミみたいなパーツを集めて、超低予算パソコンにチャレンジするニーズ・・・
もちろんコスパ重視、安定性重視など、選択肢がたくさんあるのが魅力でした。

確かに最先端で組むと、すごい満足感はありましたが・・・
半年もすると、どんどん進化しているので、がっかり感も感じるのですね。笑

だから私の場合、ゴミパーツで低予算PCを組むことにハマっていました。
昔はパーツの当たり外れや、相性問題も多く、無事、動いただけでも感動できるという。笑
友人知人からの要望も増え、どんどん余ったパーツが溜まっていき、
作れば作るほど、予算にも余裕が生まれてくるという・・・笑

これは今でも言えることですが、
現状最低ランクの性能とはいえ・・・
私みたいに、もう何年かWindowsから離れていた人からしたら、
格段に性能が良くなったと感じるものです。

近年では、低予算で自作パソコンを組む場合、パーツの選択肢がほとんどなくなりました。
そもそもニーズが無くなっているのでしょうね。

低予算でコスパがいいパソコンといえば、ミニパソコンが流行ってます。
2万円程度の予算から選べ、3万ちょっと出せば、ビジネス用途では、そこそこいいパソコンが買えてしまいます。
でもミニパソコンには、目をつぶれないリスクがあるので、初心者が選ぶパソコンとしてはどうかなと思います。(別の動画で解説します)

今や昔と違い、冒険をしなければ、自作でトラブルことも少なくなりました。
ネット上にもたくさんの情報もありますしね。
Windowsのインストールも簡単なので、高いサポート料を払うのではなく、自分で覚えた方がいいと思います。

もちろん自作の最大のメリットは、自分好みのパソコンを作れること。
お部屋にマッチし、自分の好みにマッチし、
愛着を持って長く使えるパソコンを探してみませんか?